現在辛い状況にある人へ

あなたの心を安定させるために。

親身になって話を聞いてくれる人はいますか。
心を許せる相手はいますか。
気持ちを吐き出す場はありますか。
打ち明ける勇気はありますか。

一人で抱え込まないでください

    苦しい状況を一人で抱え込んでいる人は、打ち明けることのできる相手を見つけましょう。
    同じ境遇の人や、心からあなたを心配してくれる人はいませんか。

    ただし、打ち明ける相手は慎重に選ばなければなりません。悲しいことですが、中には人の不幸話を興味本位で周囲に広げたり、面白がる人が必ずいるからです。
    また、時々は自分だけの時間を作ってストレスを発散することも大切です。心の毒素はこまめに排出してしまいましょう。

    病気になったら焦らずに

    旦那が病気になった時、最初は私も焦りました。『いつ治るんだろう』と会社の復帰時期ばかりを気にしていたような気がします。でも、本人にとっては体調が定まらないことの方が余程辛いんですよね。
    病気のことを書籍やインターネットで調べ、そして考えました。今後この状態がいつまで続くか分からないのだから、私が支えるしか無いのではないか、と。
    病気の時に体調のこと・仕事のことで心配ごとがあると精神状態にも影響を与えます。ですから、本来は何も心配せずに、ゆっくりと療養する環境を整えなければなりません。私も最初はそれができなくて、必死でもがきました。
    1年が過ぎ、2年が過ぎ、自分の中で消化できない思いは時間が解決してくれましたし、信頼できる相手を見極めることもできました。
    病気になったばかりの人は、必ず治ると信じて、どうか今はゆっくりと休んでください。
    焦りや不安を感じることもありますが、夜は必ず明けるのです。夜明け前が最も暗いのですから、今現在闇の中にいるなら夜明けは間近です。

    病気の家族をサポートする人へ

    病気の家族をサポートするのは、とても大変なことです。体調不良によるイライラを家族にぶつける人もいるでしょうし、将来への不安を家族への怒りに変換してしまう人もいます。何の落ち度も無く、一生懸命サポートしているのに当たられてしまうと、何もかも投げ出してしまいたくなります。
    そんな時は、少しサポートの手を抜いて息抜きをする必要があります。サポートする側までもが体調不良に陥れば、共倒れになってしまいます。
    自分が頑張らなくては、といつも気を張っている人は、どうか頑張り過ぎないでください。頑張らないことも家族のためであるということを覚えておいてください。

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